新人の育て方

民主主義のバージョンアップを、その3

 

民主主義は、市民のひとり一人が主人公になる仕組み。

市民の中に、当然、役所や企業の職員も入っている。

 

調査によれば、

新入社員の士気は、最初の3年で大きく低下する。

https://diamond.jp/articles/-/199305?page=2

大企業や公務員にも共通らしい。

 

正規と非正規で、給与差が大きいが、

やる気がある・なしの差は、ほとんどないという。

 

4月、新しい職員が職場に配置される。

先輩や上司の仕事を見習うと、

大半が、意欲を失っていくのだろう。

それでなくても、今年の新人は、指示待ちタイプが過去以上に多いらしい。

 

行政や教職などに志願する若者は、

世の中を良くしようとする気持ちがあるはず、

特に、教育にたずさわる仕事は、

子どもたちを自立した主権者に育てるのだから、

やりがいがある。

 

民主主義の基本を教えるのが、教師の最大の任務。

社会をより良いものに変えるのが、行政の仕事。

 

新入職員に対する、最初の3年間の育て方が、

いかに大切か。

経営者や行政の首長は、分かっているのだろうか。