2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
人の世に、こころの清らかな人はいるだろうか。 たぶん、一人もいないだろう。 赤子は、こころが育っていない。 人は、長く生きると、まず、清らかになれない。 生きることは、汚いものをいっぱい経験すること。 釈迦やキリストも。 マザー・テレサがいるで…
今日、一番の記事は、朝日の生活面。 「この体だからこそ、出会いがある」 案積遊歩さんと娘の宇宙さんの記事。 宇宙さん(22歳)が語っている。 「いつか子どもがほしいなと思っています。 自分で産んでも養子でも、どちらでも。 子どもに障害があったら…
福祉委員のとき、近所の独居老人を見守っていた。 アパートの階段は傾斜が急で、手すりも古い。 87歳の老女が、手すりを両手でつかみながら、 やっとのことで2階まで登る。 このアパート、老女がもう一人。 肺がん末期で、一人暮らし。 買物が大変。 スー…
今朝一番の読み物は、下記 平成の金融危機で大手銀行が破綻した理由 https://diamond.jp/articles/-/200630 バブル崩壊で、地価が極端に低下、不良債権が巨大に。 しかし、銀行も政府も、この地価低下は一時的と評価した。 何もしないでも、やがて、もと戻る…
72歳も過ぎ、体力低下のなかで、 毎日、死を意識する生き方となった。 この世の楽しみは充分に味わった。 さらに、何を望むのかと、贅沢を叱られそうな感じもする。 やり残してきたことも、いっぱいあるが。 お金がない世の中をつくる、という夢の実現は、…
この日曜は、当地の市長選挙。 地方自治の未来について考えた。 人として生きることは、得難い贈りもの。 人生は、何よりも、楽しむためにある。 高々100年の短いイノチを味わうことにある。 地域社会の理想を言えば、 楽しむには、まず、食べる楽しみ。 …
今の社会、人々の他人に対する寛容さ、 他人の欠点を受け止める包容力が 減っているのだろうか。 「できないこと」が致命的なデメリットになるような 冷たい社会に変わりつつあるのだろうか。 72年、この社会に生きてきて、 人々のあたたかさや冷たさが、…
高度成長からバブル崩壊まで、 日本社会のあらゆる場で、目標管理など不要だった。 目標までの道のりは、はっきりしていた。 先進諸国に追いつき、追い越す。 前例尊重、同じことをしていればいい。 経営者も管理職も、チャレンジは不要。 むしろ、反逆は村…
民主主義の制度で、肝要なのは、選挙。 集団の中で、リーダーを選ぶ仕組み。 問題や課題の解決は、 役割分担して、組織的に対応しないと、 効果的に解決できない。 それには、 全体を俯瞰できるリーダーが必要となる。 人を選ぶには、 前提となる条件がいく…
民主主義のバージョンアップを、その3 民主主義は、市民のひとり一人が主人公になる仕組み。 市民の中に、当然、役所や企業の職員も入っている。 調査によれば、 新入社員の士気は、最初の3年で大きく低下する。 https://diamond.jp/articles/-/199305?pag…
今、全世界で、民主主義が危うい。 特定のリーダーの専制、安倍政権もこれに近いが。 いくら賢い人でも、この時代を治めるのは不可能だろう。 強いリーダーが統治可能な社会とは、 身分固定、流動性ない、情報が中央に集中している社会だけ。 つまり、変化の…
論語に「70にして心の欲するところに従えども矩をこえず」とある。 聖人の見本のようであるが。 私も古稀を過ぎ、 この文句の欠陥が分かるようになった。 まず、70になれば、体力がなくなる。 良いことも悪いこともできなくなる。 道理も理想も、到底、…
いにしえの賢人は、「この世は苦」と言われた。 「この世は天国・楽園」と私は思う。 水はあまい。 空気はおいしい。 日の光は希望に満ちている。 野にも山にも、海にも、幸があふれている。 まさに、楽園。 だが、人の我だけは、どうしようもない。 我とい…
人と人は理解し合うことができるだろうか。 理解するとは、こころが通じ合うこと。 相手に理解された、分かってもらえた、あるいは、 相手を理解した、分かったと、感じたとしても、 そのほとんど、たぶん全部が、 誤解や思い込みや一時的錯覚にすぎない。 …
アメリカの大富豪が、所得格差と公教育の貧しさを 国家存亡の大危機と訴える。 私も同じ認識。 https://www.msn.com/ja-jp/money/news/米国の所得格差は「国家存亡の危機」、富豪ダリオ氏が論文/ar-BBVDvS6?li=AA4Zju&ocid=spartandhp#page=2 少しでも考える…
令和となり、日本の衰退が加速する。 下記のブログは、 将来の日本は、観光、農業、技術開発。 日本人の精神的基礎として論語教育、 つまり繰り返しの仕事を修行と感じる 江戸時代の精神に戻るしかない、と言っている。 https://www.mag2.com/p/news/392857 …