障害をもった子が欲しい

今日、一番の記事は、朝日の生活面。

「この体だからこそ、出会いがある」

案積遊歩さんと娘の宇宙さんの記事。

 

宇宙さん(22歳)が語っている。

「いつか子どもがほしいなと思っています。

自分で産んでも養子でも、どちらでも。

子どもに障害があったら、それでいい。

あえて言うなら、障害をもっていてほしい。

だって、私の経験を共有できるじゃないですか。」

 

ここまで障害を肯定的に言うのは、

すばらしいと思う。

 

障害は人生を豊かにする。

これは、私の持論だが。

 

普通の経験しかない人に真意を伝えるのは

なかなか難しい。

 

真剣に生きるなら、人生は障害に満ちている。

しかし、多くの人は、真実を見ようとしない。

 

例えば、受験。

勉強ができる人は、当然のように皆が評価。

真実が分かれば、当然ではないと知るのだが。

当たり前のことではないのだ、

教師も親も気づかない。

 

例えば、公務員になって仕事をする。

前任者や先輩や上司の指示をきちんと守る。

それが、当然だと思う。

しかし、当たり前ではない。

それに気付かないだけ。

 

障害こそ、人生を豊かにする、

もっとも確かな道なのだ。